【川崎F vs 横浜FC】谷口彰悟「守備でも会場を沸かせるようなプレーはできる」

2020年9月22日(火)


谷口彰悟が守備でも魅せたいと意気込んでいる。

「そこは監督からもかなり言われることですし、前線からの守備も含め、守備でも魅せる。守備でも会場を沸かせるようなプレーはできるし、もっとやっていきたいということはかなり言われますし、ボクらもそういう気持ちでいます」

現在Jリーグの各試合では、ホームチームサポーターしかスタジアムに入れないが、そういう意味で攻守においていいプレーには拍手がすぐに出てくる。コロナ以前から等々力では良い守備に拍手が出ていたが、それがよりわかりやすくなっている。

逆に言うと、サポーターが拍手でしか気持ちを伝えられない現状がある中、川崎Fは監督が主導して魅せるサッカーに邁進。攻撃はもちろん、守備でもサポーターに喜んでもらえるよう取り組んでいる。

そんな川崎Fがここまで残してきた数字が称賛に値するものであるのは間違いない。前節の浦和戦がリーグ戦折返しの18試合目となったが、これを3−0と無失点勝利。この結果、川崎Fは18試合終了で16失点とリーグ首位タイの成績を残している。他に16失点で並ぶのは、川崎Fと同じ18試合終了のC大阪と16試合終了の名古屋の2チーム。18試合55点の得点力がクローズアップされるが、その一方でこの堅守は見事としか言いようがない。

1点の重みが大きいサッカーでは、大量得点した試合で守備への意識が緩みがちだ。失点した側はせめて1点でも返したいと攻勢を強めるため、大量得点した側が失点しやすくなる。

ところがフロンターレは守備でも安定感を見せてきた。それは鬼木達監督が、毎試合3点を奪うことを目標として掲げているからであろう。川崎Fの攻撃力の源泉は守備力にある。切り替えの早さによる高い位置でのボール奪取と、そこからのショートカウンターは得点力を理由づけてきた。前からの守備がハマるのは、最終ラインが高い位置を維持しているから。そういう意味で攻守でチーム全員が同じ方向を向いているのが好成績の秘訣となっている。

ここまでの成績を振り返る谷口は「結果としてはいい結果が出ているので、そこは素直にいい戦いができていると思いますし、ただこれくらいはできるというか、想定内というか、これくらいやりたい、やれるというのもあったのも事実なので。特別な驚きというか、そういうものはあまりないですね」と話す。高飛車にも聞こえてしまいかねないが、選手たちがこう口にできるだけの自信を持っているのはある意味すごい。

そして谷口は「かと言って全てがパーフェクトかというとそうでもない。監督が言われてますが、勝ちながら成長する。そうやって試合をやっていってる感じです」とも述べて、成長の余地があると指摘している。

この横浜FC戦は、リーグ戦後半17試合のホーム開幕戦という位置づけもできる。その試合で川崎Fは攻守で魅せるサッカーを目指す。


文:江藤高志(川崎F担当)


明治安田生命J1リーグ 第18節
9月23日(水)19:00KO 等々力
川崎フロンターレ vs 横浜FC
等々力陸上競技場(川崎フロンターレ)
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