【長崎 vs 群馬】名倉巧 初ゴールで再びチームに勢いを

2020年8月11日(火)


V・ファーレン長崎は前節、初の黒星を喫した。リーグ最多得点の徳島ヴォルティスを止めきれずに3失点。巻き返すだけの攻撃を繰り出せなかった。

直近3戦の成績は1勝1分け1敗。3得点のうち2得点はセットプレーからだった。首位こそキープしているものの、第7節の京都サンガF.C.戦で脚に不安を覚えたFWビクトル イバルボがベンチ入りを回避してからは、思うように勝点を伸ばせていない。課題は明確。イバルボ不在でも攻撃力を落とさずに勝ちきれるかが問われている。

鍵を握る一人はFW名倉巧だろう。昨季大けがを負った影響で1年間、公式戦のピッチから離れていたが、今季はリーグが再開した第2節を皮切りに7試合に出場。そのすべてでスタメンに名を連ねている。

狭いスペースを見つけ、足元の技術を生かして守備ブロックをかいくぐるプレーが持ち味。身長168センチの小柄さを逆手に取った小刻みなドリブルは攻撃にテンポを与え、ゲーム序盤の流れをつくる上で重要な役割を果たしている。

ただ、今季まだゴールがない点は物足りない。スコアレスドローに終わった第9節東京ヴェルディー戦は会心のボレーを枠内に飛ばしたがGKが好セーブ。前節はカウンターを試みるも3人に囲まれてシュートまで持ち込めなかった。得点の匂いはするだけに、早く結果がほしい。

国学院久我山高2年時に全国高校選手権で準優勝。卒業後は大学生とJリーガーの「二足のわらじ」を履いていたが、2018年の長崎加入を機に休学し、この春に退学。プロ1本で生きていくと正式に決めた。今年は勝負のシーズンだ。

「このチームはもっとできるし、自分としても受ける回数をもっと増やせる。貪欲にいきたい」。いいイメージはある。リーグ戦で自身3年ぶりのゴールを挙げることができれば、首位チームは再び勢いづくだろう。


文:中島宙(長崎担当)


明治安田生命J2リーグ 第11節
8月12日(水)19:00KO トラスタ
V・ファーレン長崎 vs ザスパクサツ群馬
トランスコスモススタジアム長崎(V・ファーレン長崎)
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