【徳島 vs 京都】「6ポイントゲーム」(岩尾憲)。

2019年8月30日(金)


いつも以上の真剣な眼差しで、今節・京都戦について言葉にする岩尾憲(写真)

紆余曲折あった今季のここまで。17選手が加わる大幅な編成変更もあり、序盤戦は「勝ってたまたま。負けて必然」(岩尾)の時期もあった。だが、その中でも終了間際に勝ち越す試合、同点に追いつく試合、試行錯誤しながらも粘り強く勝点を積み上げてきた。

その中で大きな変化が生まれたのは第13節・柏戦(0●1)後の1週間。柏戦の敗戦を機に、岩尾主導で選手間ミーティングを実施。この日を境にチームは劇的に変化するわけだが、試合の流れを読むボランチは、ピッチ外でも絶妙なタイミングで行動を促せるキャプテンだとあらためて感じさせられた。

しかし、6月を4連勝含む無敗で急浮上しながらも、最終的に年間順位で上位に名を連ねるであろうチームからは勝点を奪えず停滞。とはいえ、その度にリカバーを繰り返し成功させてきた。そして、山あり谷ありながらも自動昇格圏内まで1桁差のポイントに。

この状況で迎える今節・京都戦。シーズンはまだまだ続く。だが、いま持てるすべての力を注ぐ価値のある一戦と言っていい。岩尾も取材陣の問いかけに対し、「どの試合も1試合1試合大事ですが、当然上位を倒さなければ勝点差は縮まらない。それどころか広がってしまいます。俗に言う6ポイントゲーム」と応え、その表情は勝負にこだわる男の顔をのぞかせた。

ただ、我らのキャプテンはシビアな側面も併せ持つ。「そもそも上位チームに対して横綱相撲できるほど僕たちは強くないです。力関係の部分で、まず劣っていると思います」。しかしながら、それは敗北宣言ではない。「力関係だけで勝敗が決まるわけではないのがサッカーの面白さ。そして、チームであり、選手が一枚岩になって、束になって相手に向かっていく。もっとできると思いますが、概ねできています。その、もっとできる部分を追及していきたいです」と胸を張る。

徳島は全員で戦い、全員で勝つ。そして、必ず浮上してみせる。

文:柏原敏(徳島担当)


明治安田生命J2リーグ 第30節
8月31日(土)19:00KO 鳴門大塚
徳島ヴォルティス vs 京都サンガF.C.
鳴門・大塚スポーツパーク ポカリスエットスタジアム(徳島ヴォルティス)
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